どこに生活保護申請に行き、何を持っていくの?名古屋市の場合も含め、解説しました。

生活保護申請の場所と持っていくもの

生活保護の申請に行く場所はどこにあり、何を持っていくべきなのか、簡潔にまとめました。

生活保護申請の提出先と何を持っていくか?

生活保護申請書類の提出先

 

まず生活保護を受けたいと思ったとき、どの場所に行けばよいでしょうか?

 

住んでいる家がある方は、住んでいる市の福祉事務所です。福祉事務所は、ほとんどの場合は市役所の中にあります。

 

市役所に行って、生活保護申請の場所はどこですかと聞くのが確実でしょう。

 

政令指定都市の場合は各区役所に福祉事務所があります。

 

例えば名古屋市は政令指定都市なので、

名古屋市民の方は市役所ではなく、各居住地の区役所

に行ってください。

 

 

次に住んでいるところが無いかた、例えばホームレスやネットカフェ難民、友人宅を転々としている方は、現在いるところの福祉事務所です。

 

 

 

ようするに、今いるところから一番近い市役所か区役所に行けばよいでしょう。
生活保護を受けるにあたって、住民登録や住居の有無は要件ではありません。住民票があるところに、現在住んでいない場合や、住民票がどこにあるかわからないなどの場合でも生活保護を受けることができます。現在、住居がない場合でも生活保護を受けることができます。

 

かつては住所がない方は、生活保護申請は受け付けられないと門前払いされることが多くありましたが、

 

現在は、そうした運用はなくなりました。

 

生活保護申請に何を持っていくか(持ち物)

重要度  生活保護申請書

 

病気のため働けないなど生活保護申請に至る経緯なども書いたほうが良いでしょう。

 

重要度  収入申告書

 

働いて得たお金や障害年金などの手当て、親族からの仕送りなどの収入を記入します。

 

重要度  資産申告書

 

預金や生命保険、自動車、宝石、家屋、土地など保有している資産全てを記載します。

 

「保護申請書」、「収入申告書」、「資産申告書」に記載すべき

記載事項は生活保護法及び厚生労働省令により定められています。

 

基本的には、保護申請書、収入申告書、資産申告書のいずれも申請窓口で申請すればもらえます。

 

福祉事務所が様々な理由をつけて申請書や申告書を渡してくれない場合は、生活保護に詳しい当事務所のような行政書士に作ってもらうのも一つの考え方でしょう。

 

 

 

重要度 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)

 

重要度健康保険証

 

国民健康保険の場合、生活保護申請日から使えませんので、保険証は役所に預けることになります。

 

市町村によって運用が違うようですが、名古屋市は申請の段階で預かることになっています。

 

申請中の段階では病院の窓口に生活保護の申請中であることを伝えれば、医療を受けることができます。

 

生活保護の開始の後は、役所に医療券というものを発行してもらい、病院に持っていくことで受診できます。医療券をもらいに、役所に行くときは印鑑が必要です。

 

 

重要度印鑑

 

印鑑がなくてもサインと拇印(指に朱肉つけて印鑑代わりにする)で代用できる場合もありますが、なるべく百円ショップの印鑑でもいいので用意したほうがスムーズに申請ができるでしょう。

 

そのほかの書類

 

資産や収入が分かる給与明細、最新の出入金が確認できる記帳された通帳、年金手帳、家賃代を証明する賃貸借契約書などです。

 

 

名古屋生活保護申請支援センター(行政書士金丸洋事務所運営)では生活保護申請書類の作成及び

 

生活保護申請する際の同行を有料で行っています。詳しくは以下のリンクをタップしてください。

 

生活保護申請で最も大切なこと

 

 

 

 

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